夏肌のトラブルを防ぐための基本知識と、肌に効率よく潤いと栄養を与えながら、生き生きとしたツヤハリ肌を手に入れて、夏を楽しみましょう。
まずはチェック✔ あなたの肌の夏ダメージは?!
□朝ケアしても日中毛穴が目立ってくる □顔全体がくすんで見える □肌にハリがなく緩んでいるように見える □ベタつきやテカリが気になる □ファンデーションが毛穴に沈む
2つ以上のチェックついたら・・・要注意!
LESSON1 乾 燥 夏は(インナードライ)にご注意を!
夏の肌は汗や皮脂で湿っているため(潤っている)と誤解し、肌内部の水分不足に気づかず(見えない乾燥)に陥りがち。乾燥肌は水分量が適切な肌に比べて紫外線ダメージも受けやすくなるので、夏も潤い補給は念入りに!
夏肌乾燥の原因
紫外線によるダメージ 紫外線を浴びると角質層のNMF(天然保湿因子)という水分保持のための成分が減少。肌のバリア機能の低下やターンオーバーの乱れに繋がり、乾燥を引き起こします。
冷房の使用による空気乾燥
冷房の効いた部屋にいる肌の水分量は、屋外にいる肌の水分量の約半分!肌が冷えて血行が悪くなり、ゴワつきやターンオーバーの乱れに繋がり、乾燥を引き起こすのです。
汗の蒸発やタオルの摩擦
汗は蒸発する時、肌内部の水分も一緒に奪います。汗をかいたらすぐにタオルで優しく抑えるように拭き取りましょう。擦ると角質が傷つき乾燥の原因になるので要注意!
LESSON2 毛 穴 夏の(毛穴対策)は積み重ねが大切!
湿度と温度が急上昇し汗や皮脂の分泌が盛んになる夏は、汚れや古い角質が毛穴に詰まりやすく、毛穴が開き、黒ずむ、ファンデーションが入り込むなどのトラブルが多発!さらに吹き出物やくすみの原因にも。
毛穴トラブルの原因
乾 燥 肌が乾燥するとたるみが生じて皮膚が垂れ下がるため、毛穴も開いて見えてしまいます。毛穴対策のためのも保湿は大切!
クレンジング・洗顔が合ってない
クレンジングや洗顔料の油分が多すぎると、毛穴づまりや酸化・黒ずみの原因になりやすいので成分をよくチェックしましょう。
黒ずみ
洗顔してもとれない毛穴の黒ずみは、実はメラニン!開いた毛穴に紫外線があたると細胞を守ろうとしてメラニンが作り出されます。メラニンに効果的なビタミンCのケアと紫外線対策を心がけましょう。
LESSON3 紫外線 夏肌のお悩みといえばやっぱり紫外線。
基礎知識 そもそも紫外線とは!?
紫外線 (UV=ウルトラ・バイオレット)は太陽光線の一種で、波長が長い順に A波 B波 C波に分かれます。波長が短いほど肌への影響は強くなります。最も波長の短いC波は、オゾン層に吸収されているため、私たちに直接影響を与えることはありません。
UV-A(紫外線A波)
雲や窓ガラスを透過して真皮まで届きます。コラーゲンやエラスチンを変性させ、シミ・たるみの原因になります。
UV-B(紫外線B波)
表皮まで届きます。短時間で肌に炎症を起こさせるサンバーンの原因に。肌を守るメラニン色素が過剰に生成されるため、シミ・ソバカスなどの原因にもなります。
UV-C(紫外線C波)
波長が一番短く、皮膚細胞を殺傷するほどの有害性を持っています。オゾン層に吸収され地表に届かないとされていますが、近年オゾン層の破壊による影響が深刻に。
コメント