こんには、皆さんお元気ですか?ココトピブログです♪
私たちを覆う皮膚は日常、様々なものと接します。皆さんも思いもよらないものに、かぶれてしまった経験をお持ちではないでしょうか? 接触性皮膚炎、つまり かぶれ についてお話ししたいと思います。身体が異物(アレルゲン)によってかぶれを起こす仕組みとアレルギー反応について、そしてかぶれの原因となる物質において説明します。
①自己と異物(アレルゲン)
まず私たちの体は、母体の子宮内で結合・受精した精子と卵子が着床、細胞分裂を繰り返し、胎児となって10ヶ月の間、母体の子宮で成長します。そして、全ての臓器が完成した一人前の人間となって、母胎内から外界へ出てきます。母体の中で成長しながら、最初はへその緒から母体の血液を受け取るのですが、胎児自身の体内でも二週目位から血液が作られ、赤い血(赤血球)は細胞に酸素と栄養を運び、白い血(白血球)は体内の自己細胞を認識・記録します。この白血球は、私たちの会社でいうと警察や軍隊の役割をします。この白い血、つまり白血球が自分自身の細胞以外を異物として見分ける能力を持ち、自己の体内に異物が触れたり入ってきたりすると、異物を攻撃し、いわゆるアレルギー反応が起こり、赤みやかゆみ、腫れを引き起こす仕組みになっているのです。具体的な例をあげると、蚊に刺されたら、蚊の唾液が体内に侵入してくるので、白血球がそれを異物として認識・察知し、白血球の持っている化学兵器で攻撃する結果、かゆみが起こります。ちょうど泥棒が銀行に侵入したら警報がなるような仕組みに似てますね。現代社会では警察や軍隊の武器は銃や爆弾などですが、白血球は私たちの体内でコショウや七味、マスタードなどに例えられるような化学物質を異物に撒き散らし攻撃します。その結果アレルギー反応を起こすことになり、私たちの体内でかゆみや赤み、腫れなどの炎症反応を起こすのだと考えれば、理解が早いかもしれません。この炎症反応は、私たち自身に危険が迫っていますよ!と喚起している必要不可欠な反応です。だからこそ私たちは、蚊に刺されてもかゆくなるから蚊がいると気づき、それ以上に刺されないように蚊取り線香をつけるなどして、危険を避けることが出来るのです。しかし、ここで強調したいのは、胎児が母体から外界に出てきた時点から、自分以外のすべての物質が異物、つまりアレルゲンになりうるという事実です。皆さんはぜひ、これを認識してください。例えば...

□果たして血液検査でアレルゲンとして陽性にならない物質があるのだろうか?
□ある物質は血液検査でアレルゲンとして陽性なのに、食べてもアレルギー反応がでない理由はどうしてだろうか?
この様な疑問はいつも持つべきであり、だから相当な理由がない限り、患者さんに向かってアレルギー検査をする事はないみたいです。また食べてもアレルゲンとならないのに、口の周りなどに付くとアレルゲンになる物質がある事に、思い当たる節はありませんか?皮膚が成長段階で未熟で敏感な赤ちゃんは、自分の皮膚から出る(皮脂 あぶら)や自分の(唾液)によってもかぶれを起こしますし、最近の代表的な商品としては、(歯磨き粉やパン)が原因で、唇や口の周りのかぶれを起こすことが知られています。
②接触性皮膚炎の特徴
□繰り返し原因物質にさらされると、アレルギー反応が出やすくなります。□疲れていて体調が良くない時ほど、アレルギー反応が出やすくなります。□無添加、食物性、自然、だからアレルギー反応が出にくいという訳ではありません。□目には見えない香りつきの製品にかぶれる方が増えています。
③最近皮膚科に来るかぶれ患者さん原因
□ニッケル、クロムなど含む時計、ピアスや携帯電話の金属部分 □シャンプー・パーマ液は主に刺激のある接触皮膚炎として、染毛成分物質は主にアレルギー性接触性皮膚炎の原因にもなります。□植物や果物など。具体的にはサクラソウ、マンゴーや銀杏など。□香水、消臭剤、洗濯洗剤、柔軟剤、芳香剤。
今回は接触性皮膚炎が起こる仕組みと、原因物質についてお話ししました。香料などの目に見えない化学物質もかぶれになりうるというこです。かぶれの中でも香料でかぶれいる方も多いこです。気を付けていきましょう♪
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